平成の幕開けとともに訪れたJ-pop全盛期
今回はお待ちかね、90年代のJ-popウォーキングソング特集です。
30代後半から50才くらいのかたにドンピシャですかね。
時代が昭和から平成へと変わり、バブルが崩壊してたいへんなことになりましたが、日本音楽界は空前絶後の大全盛期を迎えました。
CDは飛ぶように売れ、ミリオンセールスは当たり前。まさに狂騒期の様相でしたね。そんな時代の大ヒット曲の中から、ウォーキングのテンポに合うBPM118~128のものを選りすぐってリスト化しました。
さすがあの時代だけあって、いい曲が想像以上に多く見つかりましたので、2回に分けてお送りします。
最初は1990年から1994年に発売された曲。
カラオケブームの影響で、素人でも歌いやすいBPM120前後の曲がこれでもかと乱発されたわけですが、それでも全て知ってる曲というのが90年代ソングのすごいところ。
当時のヒット曲って、テレビやラジオから否応なしに頭に刷り込まれたんですよね。
リンク先はYoutubeです。
壊れかけのRadio / 徳永英明 BPM124
太陽のKomachi Angel / B’z BPM120
Sexy Music / Wink BPM125
恋とマシンガン / フリッパーズ・ギター BPM121
雨 / 森高千里 BPM120
どんなときも / 槇原敬之 BPM120
愛は勝つ / KAN BPM124
あなたに会えてよかった / 小泉今日子 BPM124
LADY NAVIGATION / B’z BPM120
さよならイエスタデイ / TUBE BPM119
二人静 / 中森明菜 BPM120
Just time girl / KATSUMI BPM122
Rosa / 中山美穂 BPM123
君がいるだけで / 米米CLUB BPM120
BLOWIN’ / B’z BPM120
それが大事 / 大事MANブラザーズバンド BPM120
シュラバ☆ラ☆バンバ / サザンオールスターズ BPM120
いつまでも変わらぬ愛を / 織田哲郎 BPM126
決戦は金曜日 / DREAMS COME TRUE BPM125
DA・KA・RA / 大黒摩季 BPM123
クリスマスキャロルの頃には / 稲垣潤一 BPM120
はがゆい唇 / 高橋真梨子 BPM120
ほっとけないよ / 楠瀬誠志郎 BPM128
じれったい愛 / T-BOLAN BPM119
眠れない夜を抱いて / ZARD BPM118
晴れたらいいね / DREAMS COME TRUE BPM124
家に帰ろう / 竹内まりや BPM124
私がオバさんになっても / 森高千里 BPM126
SAYONARA / DREAMS COME TRUE BPM123
月の裏で会いましょう / ORIGINAL LOVE BPM126
愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない / B’z BPM120
ロード / THE 虎舞竜 BPM123
負けないで / ZARD BPM126
揺れる想い / ZARD BPM122
チョット / 大黒摩季 BPM128
恋せよ乙女 / WANDS BPM122
君がいない / ZARD BPM122
夏を待ちきれなくて / TUBE BPM120
WE ARE THE CHAMP / The Waves BPM124
No.1 / 槇原敬之 BPM120
だって夏じゃない / TUBE BPM125
サボテンの花 / チューリップ BPM127
MELODY / 福山雅治 BPM126
Sweet Soul Revue / Pizzicato Five BPM125
Make-up Shadow / 井上陽水 BPM120
Innocent World / Mr.Children BPM120
ロマンスの神様 / 広瀬香美 BPM126
あなただけ見つめてる / 大黒摩季 BPM120
IT’S ONLY LOVE / 福山雅治 BPM118
瞳そらさないで / DEEN BPM128
がんばりましょう / SMAP BPM120
寒い夜だから / TRF BPM125
白いGradation / 大黒摩季 BPM126
風の吹き抜ける場所へ / FLYING KIDS BPM118
今回の一曲は大黒摩季の『DA・KA・RA』。
上のリストを見れば一目瞭然。91年あたりに業界関係者が「BPM120くらいでメロディアスな曲作れば何でも売れるんじゃね?」と気づき92年~93年にかけて大当たり。売れる曲のレシピが出来上がりました。
数多くのミュージシャンがこのやり方に追随しましたが、これを最も徹底したのがいわゆる「ビーイング系」。
織田哲郎、B’z、ZARD、DEEN、TUBE、WANDSそして大黒摩季など、93年のヒットチャートはビーイング一色です。
えげつないまでのワンパターンぶりですが、このポップで爽やかな曲調が実際ウォーキングには合うんですよね。
しかしこのヒットの法則も94年にはさすがに飽きられはじめ、90年代後半の小室サウンドの台頭を招くわけですが、その話は次回90年代後半篇にて。