ランもウォークもスピッツに全部おまかせ
スピッツの草野マサムネ氏を「我が国最高のスポーツソングライター」と呼ぶことに異論のあるかたはいないと思います。
ひょっとしたら世界で1番かもしれません。なにしろランニングソングが最も充実しているのがここ日本ですからね。
アーティストにはそれぞれ曲を作る際に最も得意とするテンポのゾーンがあります。桑田佳祐ならBPM135~155、あいみょんならBPM100~110といった具合に。
ランニングに適したテンポはBPM160~190台ですから、サザンオールスターズなんかはあれだけ大量の名曲がありながら走る時に聴ける曲がほとんどありません。
逆に草野マサムネさんはBPM90とBPM120付近、2つの得意テンポを持っています。
BPM120はウォーキングのテンポ、そしてBPM90は2倍するとBPM180となりランニングにぴったり。
それぞれのゾーンに名曲が何十曲もあるため、スピッツさえあれば運動時のBGMは全部まかなえちゃいます。
もちろんテンポだけでなくメロディーラインの美しさ、リズムの軽快さも運動を楽しむのに最適。私がスピッツを「スポーツBGMの最強王者」と呼ぶゆえんです。
そんなスピッツの楽曲の中から、ランニングに向いてるBPM170からBPM198のものをピックアップしました。全30曲以上になりましたが、これでもかなり厳選したほうですからね。ほんとスピッツおそるべしですよ。
スピッツのこの一曲は『1987→』です。
BPM199なんで走るには限界に近いけどあえて入れたのは、スピッツがロックバンドであることを知ってほしいから。
もちろんポップスの名曲も多いんだけど、ところどころににこういう高速のロックが入ってくるから走ってて全然飽きないんですよね。
今回はスピッツのランニングソングを特集しましたが、そのうちBPM120付近のウォーキングソングもまとめるつもりです。